まえをむいて。

2009年にロースクール卒業。 司法試験受験回数0回。 平日は7歳と10歳の子育てをする主婦、 週末は仕事、をしつつ、 予備試験・司法試験合格を目指しています。 いまから、ここから、はじめます。 まえをむいて。

使命感。

手塚治虫記念館に行ってきた。
医師であり、漫画家でもある手塚治虫さん。
その生い立ち、考え、人生の選択の根拠がとても興味深く 夢中になって展示や作品を見た。それでは足りずミュージアムショップで 手塚治虫さんの「ぼくのマンガ人生」という本を買い 1日で読み終える。

人生をかけた努力には、
地位、名誉、お金を求めることに力を尽くす方向と、
自分を何かに役立てようという使命感に従いことを成すため力を尽くす方向と、大きくふたつに分かれるのだな、とやはり感じた。
両方が両立する場合も もしかしたらあるのかもしれないけれど、それはあとから振り返ってみたときに
あ、両立したね、ラッキーだったね。というのであって、当人にとっては 必ずどこかのタイミングで、自分はどちらに向けて人生をかけた努力をするのかを選択というか 覚悟を決めることが 求められるものなのだと思う。

わたしは後者でありたいし、こどもたちも そうあってほしい。
自分の持つものを なにか だれか のために役立てようと明るい使命感をもって為したことは、必ず同じ想いをもつひとが志を受け継いでくれるものだし、その仕事は遥かな時間をこえて輝きをもって存在し続け だれかの光となるものだから。自分が生きた証をそのような形で残せたら…かっこいいなぁ。

それに 地位、名誉、お金って 当人が死んだら そこですべてが終わってしまうわけで…
この類は 次世代に受け継がせて…なんて思ってみても 常にあっけなく一瞬で消え去る恐れを内包しているものだから なんだか虚しい。

使命感をもち、自分の仕事を全うし、質素で心身ともに満たされた生活ができたら しあわせだなぁ。

さあ!勉強しよう。




《HIGHER THAN YESTERDAY》
展示されていた、手塚治虫さんが使っていらっしゃった定規に書いてあった言葉を こころに刻む。

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