使用するテキストを絞る。
《自分がきちんと管理できるだけ》持つ。
と、きっぱり心が決まったものだから
その決意に従い、勉強に関わるものも スッキリと整理した。
というか、処分した。
学生時代に購入したものの、消化しきれなかった。
それでも、また司法試験や法律の勉強を始めるかもしれない「いつかの自分」が必要とするときのために、
4度の引越しにともなう荷物整理をかいくぐって、手元に残り続けてきた。
それは、
大手予備校の司法試験対策用のテキストや講義の音声データである。
なかなかの量があった。
たしかに、数年前に、「あ。司法試験受けよう。」と思い立ったときに、
ごそごそと古びた箱から教材を取り出して、ほんの少しだけ使った。でも、すぐに使わなくなった。
洋服と同じで、またそれを好んで使う「いつか。」は、たいてい来ないものなのだ。
ずるずると、お別れをする決断を先送りにしているだけだった。
その教材を(いまから思うと絶対に手を出さない。というか出せないくらい高額で)購入したものの、
結局 消化しきれず無駄にしてしまう事への罪悪感と自己嫌悪から逃れるためだけに、
かろうじて所有し続けてきたところが大いにあった。
そのモヤモヤ感も今ここで、すっぱり断ち切りたかった。
それに、もう自分に必要な教材がどれで、どのくらいの量であるかが 明確に決まったことも背中を押した。
大量の消化しきれなかった司法試験の教材を処分して、
手元にはアガルートの教材と各科目一冊ずつの基本書と過去問集だけを残した。
あ、全科目の判例百選を忘れていた…これも近々処分するかもしれない。
目の前にあるこれらの教材を自分のなかにしっかりと しみこませて 試験に臨みたい。
ゴミの分別って、なかなか大変…