ちいさな計画。
計画を立てて、それに基づき実行することが大好きだ。
いや…大好きだった。
いまは、計画を立てる時間もなければ、
立てた計画通りに実行できる場所にも居ない。
でも、達成したい目標がある以上
自分がいまここで踏みしめていく一歩いっぽを
丁寧で確かなものにしていきたいという願いは
離さずに持ち続けている。
そこで、だ。
長期的はもちろん、中期的な計画も今の自分には不必要なので、
ものすごく短期的な「目先」の計画だけを大切にすることにした。
朝、家の仕事を終えて
勉強机によっこら座ったらまず、
ちいさなメモ帳に〈きょう すること〉を書き出す。
これを自分の超短期的な「計画」とするのだ。
この「ちいさな計画」をたてるとき、
気をつけていることが2つある。
*項目をまとめて書かない。
できる限り、分解して 最小単位で書き出す。
例えば、「重問 憲法 5題 する」ではなく、
「重問 憲法 25」「重問 憲法 26」「重問 憲法 27」「重問 憲法 28」「重問 憲法 29」
というように 5問を個々の項目としてToDoリストを作るようにする。
そうすると、ちょこちょこと 多くの回数、
ToDoリストの□にチェックを入れることができる。
ひとつ終えるごとに色鉛筆をもち
チェックを書くときの この達成感が
なんともしあわせな気持ちを与えてくれて、
次に向かうやる気へと変わる。
*ちょっと少ないかな…くらいの分量にする。
計画を立てるタイミングが、
勉強に取りかかるいちばん気力・体力が充実しているときなので、
ついつい気合十分に自分ができる上限で
ToDoリストの分量を設定してしまいそうになる。
でも…この「ちいさな計画」の目的は、
いちにちの終わりに きょうを振り返りメモ帳をみたときに、
「ToDoリストに書いたこと全ては消化できなかったなぁ…」と
チェックのついていない□を眺めながら
自分をがっかりさせることではなく、
「よし!きょうは全部できたぞ!」と
自分を喜ばせてあげることである。
できれば「よくやった、自分。」と褒めてあげたい。
だから、
ほんとうに今日すべきこと、やりたいこと、として
頭に浮かぶ事項の8割くらいに設定する。
計画もごはんも腹八分目。
よくばりなので、まだ
ちょうどよい分量のきょうの「ちいさな計画」を立てられるときと、
そうでないときにバラツキがあるけれど、
「ちいさな計画」→「ちいさなごほうび(□にチェック♫)」
をくりかえしているうちに、
なんだか楽しくなってくるから不思議だ。
これは ちょっとよくばりすぎた日の
「ちいさな計画」。