まえをむいて。

2009年にロースクール卒業。司法試験受験回数0回。いまから、ここから、はじめます。まえをむいて。

緊張しない練習。

 

昔から試験本番に弱い。

本番になると、

客観的に自分の実力を見積もっても

[これくらいは確実にできるだろう]という

ところの6、7割しか自分本来の力を発揮できない。

ひどい時はそれ以下のときもある。

 

大学受験のセンター試験のときもそうだったし

法科大学院適性試験(いまはもうなくなったとか…もうすぐなくなるとか…)もそうだった。

私の平常時の成績を知る先生やチューターさん、周りのひとたちはみな、

私の試験本番の点数をみるとかならず

「あれ?どした?」と気の毒そうに私をみる。

「なんでこうなるのっ!」と毎回自分を責めてきた。

 

そんな私だが、ただ単に緊張しい というわけではない。

多くの人前で話をすることはわりと得意で、

不思議とまったくあがらない。

それに、小論文や面接の試験も得意である。

これもまったく緊張しない。

ロースクール入試のときは

適性試験の点数のみの判定ではどこもDとE判定だったが

(結果を見たレックの方に「絶望的です。」と真顔で言われた。言葉のチョイスよ。)、

小論文と面接試験でうまいこと合格できたようだ。】

ロースクールの定期試験も論文式で

自分の得意な小論文型に近いものだったため、

こちらも大丈夫だった。

 

なぜだ。

なぜセンター試験適性試験型の試験は

うまくいかないのだ。

 

予備試験、司法試験には[短答式試験]があり、

これはまさに、

自分が不得意とする[緊張してしまうほう]の試験である。

果たして自分はここを突破できるのだろうか。

試験本番までに自分はどうにかここを克服しなければならない。

真剣にそして深刻に考えはじめた。

 

 

あ。

[緊張してしまうほう]の試験にやたら強いひとがそばにいることに気がついた。

 

夫である。

彼は試験本番で実力以上の力を発揮する、

こつこつ積み重ね型の人間からすると 不可解でしかないタイプであった。

 

私は度々 夫に尋ねた。

「ねぇ。なんで試験本番で実力を発揮できるの?」

「ねえ。試験本番で いままで緊張したことある?」

「ねぇ。試験中にうまく解けなくて、

このままじゃ落ちる!たいへんだ!どうしよう!って、

頭が真っ白になったり、パニックになったりしたことないの?

なんで?」

と、おそらく彼にはまったく興味のない話を

度々話題にあげて、

自分が長年抱えてきた大問題の

解決の糸口をどうにか探そうとした。

 

ちゃんと答えないと

この面倒な質問が永遠に続くと思ったのか

ある日、ようやく

私の度重なる上記の質問に対し、

夫は 真剣な顔をして 考える態勢にはいった。

 

よし。

 

試験本番中に彼の頭と心でなにが起こっているかを ぽつりぽつりと 話し出した。

彼の話の要点はこうである。

 

・緊張はしている。

・でも、「緊張」は「自分の実力を発揮すること」には、なんら影響はしない。というか、影響させない。

・試験が思うようにいかず、本番中に「やばいな。」との考えが頭に浮かび 気が散って

試験問題を上滑りな読み方で解いてしまっていることを自覚した瞬間、

「とりあえず、この問題に集中しよう。」と気持ちを切り替える。そして、目の前の問題のことだけを考える。

 

ということだった。

なるほど。

緊張やプチパニック、上滑りな読み方になってしまうことなど…

試験本番に頭や心の中に生じていることは

自分と大差ないということは 良き発見だった。

 

自分との大きな違いは、それをどう扱うか、であった。

 

どこか完璧主義なところがあり、

自分自身に課すハードルが高いため

失敗を過度に恐れてしまう。

これは意識が「いま」ではなく

「失敗した結果が生じてしまうかもしれない 未来」に

飛んでしまっている状態。

 

「ああ…苦手なタイプの試験だ。また緊張してうまくいかなかったらどうしよう。」

これは意識が「いま」ではなく

「前に失敗して残念だった過去」に縛られてしまっている状態。

 

未来も過去も、「いま」の自分はどうにもできないものである。

唯一、コントロールできるのは「いま」目の前にあることだけなのである。

 

自分の意識を「いまここ」にぴたっと集中させ

どこかに飛んで行っても すぐに取り戻す、

という練習をそれから日々、とりあえず

日常生活のなかで続けてみることにした。

 

意識を「いま」だけに集めると

たくさんの悩みや不安が消えていく。

 

 

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クリスマス会や個人懇談。

こどもたちの帰宅時間が早く

家でゆっくりすごす時間が長くなる時期になった。

あとすこしで冬休み。

 

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