まえをむいて。

2009年にロースクール卒業。 司法試験受験回数0回。 平日は7歳と10歳の子育てをする主婦、 週末は仕事、をしつつ、 予備試験・司法試験合格を目指しています。 いまから、ここから、はじめます。 まえをむいて。

ノートにも種類がある。

 

この前 ふと気づいたことがある。それは、

ノートには 2種類あるのではないか…

ということである。

 

①インプットを目的として作られたノート。

②アウトプットを目的として作られたノート。

の、2種類である。

 

省ける時間があるなら可能な限り省きたい。

そう思っている自分が考える理想の形は

①は自分では作らずに済ませて、

②だけは自分の手を動かして作ることである。

 

このような考えに至るまでには以下の経緯があった。

 

 

自分と相性のよい基本書や参考書と出会えていなかった時期(ロースクール時代)は、

仕方なく①のインプット用のノートを作っていた。

自分の思考過程との相性が良い

そのまま読んで頭におさめることができるもの

(基本書や参考書や誰かが作ったレジュメやノート)

があれば、作らなくて済んだのだけれど、なかった。

テストは迫ってくるし、インプットはしなくちゃいけないし、

で、ほんとうに仕方なく作っていた。

 

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こんなふうに。

コツコツ作っていたわけでなく、

テスト前にぶわぁぁぁっと一気に作っていた。

気乗りしない作業だった。

もちろん無駄ではないけれど、

費やす時間から得られる効果、を評価すると

この作業は 10点ちゅう5点くらいだと思う。

なんせ、

インプットの準備として

得た情報を整理する 単なる作業なのだから

省けるものなら省きたかった。

 

それから数年後。アガルートと出会った。

アガルートのテキストなら、

自分のあたまに直接インプットができる!

もう①の作業をしなくてもいい。やったぁ。と小躍りした。

 

以来、

ノート作りをしなくなったのはもちろんのこと、

「書く」こと自体を

テキストへのメモと線引き、

問題演習で簡単な答案構成をいらない紙に書いて捨てるため

にしかしなくなった。

 

けれども最近、

自分の理解に不足を感じる場面が度々あり

問題演習をするときに

答案構成を書いて捨てるのではなく

そのときの思考過程を書いて残す(ノート化する)ようになった。

 

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Adobe Document Cloud

 

あれほどノート作りを避けてきた自分が

どうしてこんなことをするようになったのかしら、

と犬を散歩しながら考えていた。

 

そのときふと思い至ったのである。

ノート作りにも2種類あるのかも、と。

 

いま自分が好んで作っているノート(②)は、

自分のあたまの中にある知識を絞り出したもの、

アウトプットしたもの、を記したものである。

 

つまりこれは、

現時点での自分のあたまのなかを

ノートにそのまま写して 視覚化したものである。

 

これをみれば、

自分がまだ未到達な部分を認識することも、

補充した部分を あとで再度確認することも、

明確に行うことができ、

効率よく学習を進めることができるようになったと、

いまの自分はとても満足しているのだと思う。

 

今後しばらくは、

アガルートのテキストを①のノートとし、

問題演習の答案構成と

それに対する自己添削を書いたものを②のノートと位置づけして、

進めていきたいなぁと思っている。

 

 

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マインドマップは、ノートの役割として

①インプット と ②アウトプット

どちらの目的にも応え得るものなのかもしれない。

けれども、

自分にはあのマインドマップの形状が

どうも木のオバケに見えてしまって

見るたびに 心がたいそうざわつくのと、

なんやかんや書き足していくうちに

結局こんがらがっちになるので、合わないみたいだ。

 

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