テキストを立体化する。
まとめノートや論証ノートを自分で作る
といったことを、いまはしていない。
そもそも作る時間もないのだけれど。
なので、自分の気に入ったテキストを
『立体化』して
そのままインプット用の道具にすることを試みている。
用意するのは4色の色鉛筆。
いま使っているのは、
①みどり・・・トピック、問題提起
②きいろ・・・規範、論証として答案を書くときに使うもの
③みずいろ・・・論の流れ、要点
④あおいろ・・・結論[各トピック、問題提起(みどりいろの線で引いた部分)に対応する形で]
あとは、テキストを読みながら
理解にしたがって、色分けして線を引いていく。
まずは、全体像(地図でいうところの標識)を
把握するために、
みどりいろで トピック、問題提起に当たる部分をみつけて線をひく。
紙面上に標識を立てていくイメージ。迷わないように。
次にきいろいろで、規範と判断基準に線をひく。
この部分は、自分が答案を書くときにそのまま、または事案に合わせてすこし手を加えて
アウトプットする部分で、
自分のなかでは論証集にあたる位置付けなので
いちばん大切。
みずいろは、読み返すときに、そこだけを
拾い読みすれば論の流れがわかるように
と、考えながら要点を探して線をひき、
あおいろは、みどりいろの問題提起に対応する形で、えーっと結論はどうなるんだっけ、
とぱぱっと着地点を確認できるように、
ほんとうに結論だけ端的に線をひく。
1度目にこれらの作業をしておくと、
めりはりのない平面だったテキストが
立体的に見えるようになるので
以後の、
繰り返し読み返す場面で
無駄なくスムーズに進めることができる、と
感じている。
みどり→きいろ→みずいろ→あお の色の流れが
整って、きれいになるアガルートのテキストが
とても好き。
おまけ。
ロースクール時代の線をひいたテキスト。
それなりにルールを決めて色分け、線引きを
していたのだけれど、
ちょっとカラフルすぎて頭が痛くなる。
読み返す気になかなか なれなかった。