まえをむいて。

2009年にロースクール卒業。 司法試験受験回数0回。 平日は7歳と10歳の子育てをする主婦、 週末は仕事、をしつつ、 予備試験・司法試験合格を目指しています。 いまから、ここから、はじめます。 まえをむいて。

あなたは悪くない。

 

心を打ち砕かれている真っ只中にあるとき、

順調に進めていけるだろうという予想が裏切られて

立ち行かない現状を目の前にして

どうしようもない絶望感に包まれているとき、

自分で自分を責めてしまうものです。

 

どうしてこっちを選んでしまったのだろう。

あっちを選択していたら、こうならずに済んだのに。

こんなことになってしまったのは自分のせいだ。

自分の判断ミスのせいでこのような事態を招いてしまい

大切なひとを苦しませ悲しませてしまい申し訳ない…

 

 

どうにか目の前に立ち塞がる問題を切り抜け

すこしでも安らかな方向を模索して動き続けながらも、

心のなかでは鉛のような自責の念が重たさを増したままでいるのです。

 

実に辛い。

 

そんなとき、

私より前を歩く人生の先輩が

さらっと伝えてくれたことばに触れて、

私の心のなかの黒々と重たい鉛が

ふわっと白い軽やかな羽根に変わったことがありました。

 

「うんうん。

そういうことよくあるんだってね。」

 

自分より経験値が高く、思慮深い、そのひとが

あっけらかんと、

悩みと苦しみの渦中ある私に同情するでもなく、

そういうこともそりゃあるものよ、

生きていたら、自分には動かしようのない

出来事が空から降ってきて

予想もしないタイミングで運悪く当たってしまうことがあるものよ、

あなたの力でどうにかできた話じゃないのよ、

あなたのせいじゃないのよ、

と知らせてくれたように感じました。

ほんとうにありがたかったです。

 

 

本人の意思ではどうしようもない出来事なのに、

むしろ問題の根源は相手方やその背景に明確に存在しているのに、

それでも自分を責めてしまうひとがいます。

わたしもそうです。

 

 

そんな状況にあるひとに、

自分の体験や経験、そして知識や積み重ねてきたものに基づいて、

確固たる自信でもって

 

「大丈夫。あなたは悪くない。」

 

と、どのような形であれ

優しく伝えることができるひとになりたいな、

と思います。

 

そのためには、たくさんの体験と経験、

そして揺るぎない知識を身につけていく必要があります。

 

一歩一歩、そこに自分を近づけていきたいです。

 

 

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