まえをむいて。

2009年にロースクール卒業。 司法試験受験回数0回。 平日は7歳と10歳の子育てをする主婦、 週末は仕事、をしつつ、 予備試験・司法試験合格を目指しています。 いまから、ここから、はじめます。 まえをむいて。

習慣化。

 

物事を習慣として身につけるには

60日は継続しなければならない。

 

らしい。

 

「いまの自分にはない物事を、どうしたら《習慣化》できるか」

という問いは、

ずっと前から自分のなかに横たわっていて

気まぐれに ツンツンと関心を持っては

すぐにそこから離れる、を繰り返してきた。

 

いまから約2ヶ月前。

いろいろと切羽詰まっていて

自分の現在と今後を真剣に考えざるを得なくなった。

そして、

とにかく現状から何かを変えていかなければ!

との想いに駆られた。

 

「いまの自分のなかに存在していないことを

60日間続けてみたら、

ほんとうに自分のなかで習慣化するか試してみよう。」と考えた。

 

勉強は細々とだけれど習慣的にしていたし、

日常生活に必要なことはもう既に習慣化している。

運動は子どもたちの送り迎えで、十分すぎるくらい走っているし、

あらたに時間や費用を

過度に捻出しなければならないものは避けたい…

なにがあるかしら。

 

あ。ブログだ。

との考えにたどり着き、

それまで不定期に

思い出したように書いていたブログを

毎日記すことで、ほんとうに習慣化するのか

自分を観察してみようと思ったのであった。

 

60日経った今感じるのは、

確かに。なんだかんだ習慣化するものだなぁ。

という関心する想いである。

 

なかには数日間

仕事と家のことでどうにもブログを書けなかった日もあったり、

この時間に勉強したほうがいいよ、と

もうひとりの自分が忠告してくる日もあったり、

たった60日のあいだにも ちいさな葛藤がたくさん生じてきて

地味に辛かった。

 

けれども、そこを日々踏み越えて貫く、

というちいさな自分に打ち勝つ感覚を体験できたことは、

今後ブログ以外のことを習慣化するうえで

力を発揮してくれる気がしている。

 

それはさておき。

今回の60日間習慣化チャレンジの

いちばんの収穫は、

《習慣化》とは、

歯磨きやお風呂にはいることのように

「まいにちしなければ なんだか 落ち着かないくらい

それをすることが当たり前になる。」だとか。

「それを まいにち無意識に心理的抵抗なくできるようになる。」だとか。

そういった状態になることを言う、

というイメージを持っていたけれど

これは高すぎる理想であったということを

実感をもって知ることができたことである。

 

そんなこと無理。である。

 

そもそも、

習慣化しようとしていることは、

自分が生きていくうえで必要がどうかでいったら

「やってもやらなくても どっちでもいいこと。」のなかから、

自分が自分の意思で選択して決めた事柄なのである。

健康維持に必要不可欠な

歯磨きやお風呂の類いと同列に扱うには無理がある。

 

今回のことからも

高すぎる理想に到達できないからと、

やめてしまっていることは

意外に多くあるかもしれないなぁと思った。

 

これまで受けてきた数々の試験だって

「え?こんなんで受かったの?」と

自分が作り出した妄想の理想には

およそ到達していない自覚に反して、

合格をもらった経験がわりとあるものである。

 

いちにち、いちにち、

種をあしもとの土にグッと押し込むことをイメージする。

芽がでるかもしれないし、でないかもしれない。

まあでも、いちにちひと粒くらいなら

なんとかやってみようと自分を励ましながら。

 

決して、すぐに芽がでていることや、

種を蒔いた場所が早々にお花畑になることを思い描き、

それと現状との差異に落ち込まないように…

 

淡々と だんだんと。

ひとつぶ、ひとつぶ、種をまく。

 

 

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