体調をくずした日。
あぁ…まだまだ だなぁ。としみじみ思う。
自分という人間は、 一定 足場がある場所から
「ただ単に 向上していく」ことには
わりと自信があるのだけれど、
あると思っていた足場があれまぁ無かったり
恐れた通りにくしゃりと壊れてしまったりした場所から、
「立て直す」ことには めっぽう弱い。
決して投げやりな気持ちを抱いているわけではないのに、
それを抱いたのと同じような心境がとたんに我が身を包むのである。
「ああ…もうだめかもしれない。
いやもう、だめだ。」
そういえば、自分にとって大きな意味を持つ
これまでの数々の試験の最中にも
これと同じ心境が両手を伸ばし
我が頭と手と心の身動きを封じてきた気がする。
強くなりたい、と思う。
いま自覚していることは、
「物事を正しく見て、そのまま受け止めること」を
「冷静に、客観的に、淡々と」する力が
自分には足りないということである。
自分に起こりうることを冷静に想定して
真摯に対応する心構えを備えること。
自分に対する期待値を上げすぎず、下げすぎず、
誠に正しく現状を捉えて真っ直ぐ受け止めること。
良きことも悪しきことも
かならず移ろい過ぎていくことを 心の真ん中に据え置いて 事と対峙すること。
もうだめだ…、と
よし!まだまだ大丈夫。とを
一緒に携えながら「できる」まで「やめない」で進んでいく。