まえをむいて。

2009年にロースクール卒業。 司法試験受験回数0回。 平日は7歳と10歳の子育てをする主婦、 週末は仕事、をしつつ、 予備試験・司法試験合格を目指しています。 いまから、ここから、はじめます。 まえをむいて。

いろいろと調整中

家族を持つ、という選択をし覚悟を決めたときから、「仕事」と「家事・育児」を両天秤にかけ その結果 でてきた 「仕事」:「家事・育児」=0 :100 の結論に基づいて 自分の時間と心を注いできたのだけれど、
2、3年前ごろからは そんな単純な括りではなくなってきた。
「自分が仕事をすることにより得られるプラス面」と「自分が仕事をすることにより家族、特にこどもの心身に与えるマイナス面」とを両天秤にかけて、プラス面が8割を占めるあたりのところをキープするイメージで いろいろな選択をして決めて進めることが いまの自分にとっても、家族にとっても、最善に思えるように 考えが変わってきたのだった。

思い立ったが吉日。まだ長くは歩けない長女をベビーカーに乗せ、ちいさな赤ん坊であった次女を抱っこ紐で抱き、電車とバスではるばる ハローワークに行った。
当時の自分が希望する勤務形態の職場は、ハローワークからしか求人を受け付けていなかったから、仕方がなかった。
ハローワークの警備員さんに 案内していただきながら、建物の奥に進んだ。ベビーカーに抱っこ紐姿の私を 職員を含めその場に居合わせた方々が じっと見ていらっしゃった。場違いなのだろうなぁと気づいた。ちょっと 辛かったかもしれない。忘れてしまったなぁ。

そんな思いをして やっと履歴書を送るとこまで辿りついたのに、数日後 希望する職場の担当者さんからいただいた電話であっさり 仕事に就く、という希望が断たれてしまう。
「希望の勤務日は土曜日ということですが、研修が一ヶ月間 平日にありますが、参加は可能でしょうか。」
なにそれー。無理だよぅ。

あーやっぱり、働き出すのは今の自分にはまだ早いか…と心がしぼしぼになっていたときに、なんとなく探していたら なんとなく気になった職場にあっさり希望の勤務形態で採用されることとなり、今に至っている。
自分の子には、自分の持ちうる限り 最大限の時間を捧げたいという考えを どうしても譲ることができない…心配性で完璧主義で柔軟性のない考えだな、と我ながら思うし変えていくべきなのかしら、と度々悩んだりもするのだけれど、いまは まだ心が許可を出してくれない感じである。
そういうわけで、いまの自分は思うように仕事ができているわけではない。

それでも…最近急に 長女が「お母さん、お仕事にいかないで。お仕事やめてほしい。さみしい。」と訴えるようになった。長女と何度も話し合って、どうしてだろう…と考えてみたけれど、家から出かけて職場に向かう形態の仕事を減らす以外の解決策が見つからなかった。
いまは、外に出る仕事を減らしながら様子をみている最中だけれど、仕事をすることで自分にひいては家族にもたらすプラス面を維持したい思いもあるので、できるなら在宅でできる仕事に少しずつシフトしていけるよう 本気で調整をはじめているところだ。
資格試験の勉強も 来春からはだんだんと比重を増やしていきたかったので、働きに「出る」仕事を減らし 在宅を増やしていけたら、なんやかんや都合が良いのではないか、と 急に起きたこの事態を 前向きに受け止めている。

それにしても履歴書だしたのに ぜんぜん連絡こないのは、どういう意思表示なのかしら。動くに動けない…