まえをむいて。

2009年にロースクール卒業。 司法試験受験回数0回。 平日は7歳と10歳の子育てをする主婦、 週末は仕事、をしつつ、 予備試験・司法試験合格を目指しています。 いまから、ここから、はじめます。 まえをむいて。

好みは 変わることもある。

 

専門書籍は とても高額である。

分厚いから仕方ないのだろうけれど、それでも高い。

そんな高い問題集を

よくよく考えて 慎重に選んで やっと購入した。

もうその一冊とどこまでも一緒に歩んでいく心持ちである。

一冊買うたびに

清水の舞台から飛び降りる気持ちで

お財布の紐をほどいてきた。

こうして短答式試験の問題集はひととおりそろい、

ある程度 問題演習にも取り組んだ。

これはいまから一年くらい前のはなしである。

 

それから…

基礎講座を受講し、論文式試験の勉強を経て、

そろそろ短答式試験の勉強を再開しようと

一年前の自分が添い遂げる決意をした あの

短答式試験の問題集を手に取った。

当時は、たいそう気に入って 学習に取り組んだ

愛着のある問題集である。

それなのに…

先日  自宅の本棚のまえで

ぱらぱらと問題集のページをめくり目を通しながら感じた

気持ちの曇りの理由がわからないまま、

『手を付けたいのに なんだか気乗りしない』

という状況が何日も続いた。

なんというか…

解説が無駄に多く 迂遠に感じられて、

端的に各肢の正解不正解の結論とその理由の

確認をして テンポよく問題演習を進めたい

いまの自分の求めるものを備えていないように

思えて、

やりたくないなぁ、めんどくしゃいなぁ、と

どうしても 手が伸びなかったのである。

 

 

ところで。

昨日、ものすごく韓国料理を食べたくて

しかなたかったのだけど、家族の意向もあり

結局 オムライスを食べることになった。

 

今日もひきつづき韓国料理が食べたい気持ちが自分のなかに強くのこっていたため、

お昼に作った 塩おむすびとお味噌汁といっしょに

こっそりキムチを食べた。

家族全員分くらいの量を満足するまで食べた。

そうすると気持ちがみるみる変化していった。

今晩は あっさり うす味のものが食べたいなぁと思う自分がいた。

もうこれから しばらくは

和食ばかり食べていたいな、とさえ思った。

 

あ。これだな。こういうことか。と

食後に緑茶をいれながら ふと思った。

 

一年前の自分は、問題集による

問題演習と解説の読み込みを通じて

知識の習得(インプット)を主軸に行うことを目的としていた。

 

けれどもいまの自分は、問題集による

問題演習と正誤の判断を通じて

知識の確認(アウトプット)を主軸に行うことを

求めているようである。

 

お腹がいっぱいになって いったん満足したのだと思う。

韓国料理のキムチ同様、試験勉強のインプットに対して。

それゆえに 現時点で自分が求める問題集の形式や内容に

変化が生じたのだと考えられる。

いまは和食が食べたい…みたいに。

 

ということに気づいたので、

泣く泣く いまの自分が手を伸ばしたい

と思うことができる形式と内容の 短答式試験用

問題集を購入した。またしても清水の舞台…

 

 

一年前に取り組んでいた問題集は一問につき

解説は、

1ページを縦に2分割し その両側に

小さな字でぎっしり書いてあるものだったが、

 

いま自分が取り組み始めた問題集は一問につき

解説は、

3行か4行程度である。

誠に必要最低限である。でも、とても気に入っている。

 

またそのうち自分が求めるものに 変化があるのだろう。

ひとつのものを繰り返すことの重要性を見失うことなく、

そのときどきの自分の状況や心の声を

正しく把握して 柔軟に対応していきたいと思う。

 

 

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きょうの夕食はカレー。

夫とこどもたちが作ってくれた。

和食でなくても 美味しく うれしけりゃ

案外 なんでもよかったりする。

 

 

 

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