まえをむいて。

2009年にロースクール卒業。 司法試験受験回数0回。 平日は7歳と10歳の子育てをする主婦、 週末は仕事、をしつつ、 予備試験・司法試験合格を目指しています。 いまから、ここから、はじめます。 まえをむいて。

良き勉強法は自分の中から生まれる。

自宅のお手洗いに 立てこもったことがある。 ぷりぷり憤慨しながら、 どうしようもない悔しさと向き合っていた。 大学三回生のときのこと。 ロースクール入試に向けて日々勉強を重ねていた。 大学の准教授かなにかをしている方の 個別指導を受講するほど真剣…

365 give

「そうだ!弁護士になろう!」 と、 自分の心からの想いとして はじめて出てきたのは 高校生のとき 帰りの電車の中でだった。 乗り換えなしで 1時間近く電車に乗り続けなければならないほどの遠い距離を 毎日 電車に揺られて通学していた。 家から学校までの…

学校にも法律を。

通っていた地元の公立中学校で 人生ではじめての 『仲間はずれ 』に合った。 入学当初から一緒にいた6人グループのなかのリーダー格のひとりが 突然、 「明日からあの子を無視しよう。」と言いだしたのだ。 あの子…とは この自分のことではなく、 小学生の頃…

冬休みのすごしかた。

冬休みがはじまった。 いちにちのうちに ほんの数時間でも まるっきり ひとりになって 勉強することができた きょうまでの日常から、 ずっと 誰かといながら 常に 何かをしながら 机に向かう日々に切り替わる。 日によっては 机に向かうことすら 叶わないこ…

「やりたくない」の根っこにあるもの。

仕事でも、勉強でも。 身体いっぱい やる気に満ちているときがあったかと思うと、 あぁ…なんだかやる気になれない…というときがくる。 あんなに前向きに取り組む気持ちが確かに 自分のなかに存在していたはずなのに、 あれは一体どこにいってしまったのだろ…

まずは「型」を身につける。

授業で なにを話しているのか、まったく わからない。 わかるようになるために どこから手をつけたらいいのかすら、わからない。 という絶望的な経験をはじめて (2度目は大学の経済学の授業。3度目はロースクールの民法の授業。毎度まいど いと辛し…) したの…

習慣化。

物事を習慣として身につけるには 60日は継続しなければならない。 らしい。 「いまの自分にはない物事を、どうしたら《習慣化》できるか」 という問いは、 ずっと前から自分のなかに横たわっていて 気まぐれに ツンツンと関心を持っては すぐにそこから離れ…

考える。話す。書く。

たい焼きをたべながら 日頃 気になったことをメモしている [なんでもノート]を読み返していたら、 「考える」気体 「話す」は 液体 「書く」は 固体 と書いてあった。 どこで目にした言葉かわからないのだけれど、 いつかの自分が気になり書き留めたらしい…

晴々と がんばる。

「負けず嫌い」だった。 子どもの頃から、ずっと。 自分が置かれた環境、その先々で 早々にライバルを見つけては、 心のなかで一方的に 対抗心を膨らませ 自分が優位になるための努力を必死に続けた。 大学受験の現役生の頃なんかは、 自分と同じ志望校を受…

ノートにも種類がある。

この前 ふと気づいたことがある。それは、 ノートには 2種類あるのではないか… ということである。 ①インプットを目的として作られたノート。 と ②アウトプットを目的として作られたノート。 の、2種類である。 省ける時間があるなら可能な限り省きたい。 そ…

不安を作るは自分自身。

平日は在宅の仕事しか引き受けないことに しているのだけれど、 今週だけ 勤め先が緊急の様子だったため こどもたちが学校と幼稚園に行っている時間帯だけなら、という条件で、 出勤をしなければならない仕事を引き受けた。 それが、いまから約2週間前のこ…

脱力ポイントを乗り越える。

記述式の問題演習をしていると かならず、 はぁぁぁ…つかれたぁ…。 と、ペンをぽいっと投げて、天井を見つめて 椅子をくるくる。干されたイカみたくなる 脱力ポイントがある。 自分の場合は いつもここ。 事案の概要を整理して、使う条文を定めて、 論ずべき…

素直に丁寧に書く。

記述式の採点の仕事(法律系ではないです。)をすると、 答案に記載されている内容のなかから、 「間違っている部分」を探し出して どんどん減点していきましょう。 という視点ではなく、 「的確に書けている部分」を見つけ出して できる限り加点してあげまし…

深く。より深く。

「このテキストだけでは不十分。」だとか、 「その問題集だけ繰り返しても合格には足りない。」だとか。 ロースクールの自習室の近くの廊下で 習熟度の高い学生さんたちが そのような会話をしているのをよく耳にした。 その頃、 自分はすべての法律科目を一…

緊張しない練習。

昔から試験本番に弱い。 本番になると、 客観的に自分の実力を見積もっても [これくらいは確実にできるだろう]という ところの6、7割しか自分本来の力を発揮できない。 ひどい時はそれ以下のときもある。 大学受験のセンター試験のときもそうだったし 法科…

仲間。

はじめて自分のブログに 星マーク⭐️(下のほうにあるいいね!ボタンみたいなもの。)を付けていただいた。 ありがとうございます。 とてもうれしかったです。 私は、いまこのブログとご縁があり 目にしてくださっている方々のことを、 誠に勝手ながら《仲間》だ…

「わからないこと」が わからなくなる前に。

こどもに勉強を教えるときに 細心の注意を払って取り組むようにしているのは その子がその分野を「はじめて」学習する場面において、である。 「はじめて」のときに その分野や問題を どんなに時間がかかったとしても焦らず 丁寧に確実に 根っこのほうから …

答案構成シート

問題演習をする際に書いた 自分の思考過程を記したメモ (答案構成というほど立派なものではないけれど…)は、 これまで ずっと広告の裏に書いては 正解を確認して見直しを終えたら捨てていたけれど、 次回以降 再び同じ問題にあたるときまでに、 この自分の答…

経済学より法学がすき。

現役時代は法学部一択だったけれど、 浪人して初めて自分がちいさな箱のなかで暮らしてきたことを知り、 これまで自分がいい子で収まっていた箱から いっぽ 出ることにした。 そして、大学は経済学部に入学した。 自分が法曹になりたいのかどうかは このとき…

仕事を細分化する。

「必ずやらなければならない。」 「いますぐ取り掛かるべきである。」 と、 とてもよくわかっているのに それらの事物に なかなか気持ちが向かないときがある。 「なんで自分はいつもこうなのだろう…」との想いを、 理想どおりに行動できない自己嫌悪感とと…

きょういちにちを管理するシート。

いちにちのはじまり。勉強机に向かい腰をかけたら、 まず、この 一枚のシートだけを体の正面に置き しずかに自分に問いかける。 きょうの体調は? 寝不足ならすこしお昼寝休憩の時間をとろうか。気分は落ち込んでいない? 気になることがあるなら、先に片付…

輝かしきは、その過程。

こどもの頃。 兄と弟は よくゲームをしてした。 わたしも 兄がコントローラーをにぎりしめ 楽しそうに熱中している横に腰を下ろし どれどれ…と ゲーム画面をながめてみるのだけれど、 どうしてなのか、10分も気持ちが持たない。 城下町から出たり入ったり、…

あるもので なんとかする。

いちにちのなかで、 わくわくする瞬間のひとつに 夕ごはんを作る準備をはじめるために 冷蔵庫の扉に手をのばすとき、というのがある。 さてさて何をつくろうかしら♬ と、冷蔵庫のなかにある食材をながめる時間が たのしいのだ。 わたしは、 半ば勢いで生きて…

マイナスをゼロに。

大学受験で一緒に浪人をしていた 医学部志望の友達が、 「みんな医者を華やかでかっこいい職業だと言うけれど、 ほんとうのところは 人間の世界のなかの 一番底の場所で働く とても厳しく険しい職業だと思う。」 と 言っていた。 若いのに なんてすごいこと…

あきらめる。

「あきらめる」つまり「諦める」。 これは、 「とても見込みがない、しかたがないと思い切る。断念する。」という意味をもつ。 けれども「あきらめる」にはもうひとつの意味がある。 それは…「明らめる」。 「物事の事情・理由を明らかにする」 「心を明るく…

思考が今を作る。

心身ともに負荷がかかりすぎた日々が ひと段落ついて、すこしだけ ほっとしたら 次の日、おなかに湿疹がたくさんできた。 いまもなお、場所を変えながら湿疹は治らないまま。 かゆい。 調べてみると、 過度なストレスを受けている最中ではなく 過度のストレ…

テキストを立体化する。

まとめノートや論証ノートを自分で作る といったことを、いまはしていない。 そもそも作る時間もないのだけれど。 なので、自分の気に入ったテキストを 『立体化』して そのままインプット用の道具にすることを試みている。 用意するのは4色の色鉛筆。 いま…

自分をやりきる。

むかし、なんとなく信じていた言葉がある。 【人生プラスマイナスゼロ。 かならずどこかで帳尻を合わせるようになっている。 だから、いいことがあったら、かならずわるいことが起きる。】 これは、真理であるとすら思っていた。 自分は…人生思い通りにはい…

仕事量を管理する。

すこし落ち着いた。 かなり厳しめの期限が迫っている仕事と こどもの幼稚園の役員の仕事とが重なり、 日頃から《追い詰められた》状況を回避している自分にとっては、 久しぶりの緊迫感のなかで暮らすことになった。あぁ疲れた… まだ仕事は現在進行中(昨日も…

0(ぜろ)と100(ひゃく)のあいだ。

まるで一度でも失敗して落ちたら終わり、の 綱渡りをしているような日々だった。 自分は 98点を取っても、 「どうして2点の失点があったのか。 あなたなら100点をとれるはず。」 と言われて育ってきた。 大学受験では、 「仮に受かっても行かないから」とい…